北洋硝子
津軽びいどろ あおもりの肴 盃セット
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青森の魚を色彩豊かに表現した伝統工芸のガラス酒器
艶やかなガラス細工「津軽びいどろ」は、昭和24年創業の北洋硝子が手がける青森の伝統工芸品。同社はかつて漁業用の浮玉を手がけていたが、その製造で培った技術を用いて誕生させたのだ。
「商品コンセプトは四季を感じるハンドメイドガラス。季節と親しみを感じる工芸品を目指しています」と、工場長の中川洋之さん。
中でも異彩を放つのが、青森産の魚をイメージした盃だ。新鮮な魚介類を肴に伝統工芸の盃で日本酒を味わってほしいと考え、真鯛と鮪、鯖、鮃の特徴を色柄で表現した。
原料は主に硅砂とソーダ灰、金属を調合したもの。製造は原料を約1500℃の窯で溶かしてびいどろの種を作り、竿に巻き取ってある程度形を作る。そして、着色剤となる粒状の色ガラスをまぶして加熱した後、金型に流し込み、「スピン成形」という遠心力を利用した技法で形を整えるのだ。
「色柄は絵付けではなく、すべて色ガラスを使って表現しています。弊社独自の調合でその種類は100種類以上ありますが、門外不出のレシピです」(中川さん)
色ガラスのまぶし方や加熱具合、遠心力の回転速度で模様の出方が微妙に変わるという。各盃の安定した美しい模様は、同社が長年培ってきた高度な技術の賜物である。
暑い日の晩酌に冷酒を注げば、思わず杯が進む涼やかな盃である。