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芯材には高弾性のある日本製クッション材「カルファイバー」を使用。通気性と耐久性もあります。
芯材の「カルファイバー」。
畳縁はすっきりと一辺のみあしらいました。オリジナルの青海波は、伝統的ながらモダンな印象です。
これが「縫着」製法。糸で留めているので安全。※撮影用に背面の不織布をはがしています。
●2枚の場合
●4枚の場合
和樂
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浮世絵を飾る部屋に揃えたい 70cm四方のモダンな置き畳
一般的に、半畳サイズ(約88センチ角)の置き畳が多い中、「ちょい畳」は、少し小さい70センチ角。フローリングなどの洋室の一角に敷くことを想定し、ラグ感覚で取り入れられるサイズ感にしました。そして「ちょい畳」最大の特徴は、畳縁が一辺のみ、という点。ほかにはない、すっきりと洗練されたデザインは、さまざまなタイプの部屋になじみます。
清涼感のある色味と、織りに均一性があるのが特徴。
畳表には、畳の本場・熊本産い草「ひのはるか」を厳選。「色が明るく、目が込んで仕上がる品種です」と語るのは、織り手である深川俊一さん。深川さんはなん と、熊本城本丸御殿の茶室の畳表製作を担当した経歴が。い草の選別を目と機械で行なうことで、きめ細かく色ムラのない、上質な畳表ができるのだそうです。時間が経ち、畳が日焼けしても、美しい状態が保てる理由です。
古くは身分ごとに厳しく柄が決められていたほど、畳において「縁」は重要。「ちょい畳」はそれを一辺のみにあしらい、モダンに仕上げました。だから複数枚を並べてもすっきりした印象。そして柄は伝統的な吉祥文様「青海波」。静かな海のように平穏な生活が続くよう願いが込められたこの文様は、伝統的な美しさがありながらグラフィカルなところが、現代のインテリアになじみやすいのです。
中に入っているカルファイバーがこれ。通気性のよさ、耐久性の高さが特徴の、日本製クッション材。
「ちょい畳」にプラス機能があれば…と思いついたのが、中に高弾性のある新素材『カルファイバー』を入れること。介護の現場などで使用されている、丈夫なファイバーを立体的にからませて作られたクッション材です。やわらかいけれど程よく反発性もあるから、疲れにくく、安定感のある座り心地に。
針などを使わず、糸で留めることで、安心して使える(※撮影用に背面の不織布をはがしています)。
カジュアルな置き畳ですが、仕様は本格派。今回「ちょい畳」を製作したのは岐阜の畳メーカー「国枝」。一流の技術者による端正なしつらえは、まるで高級畳のようです。仕上げも、堅牢性と安全性を考慮し古来の縫着(糸での縫い留め)製法に。畳表を芯材に貼り付けていないので、長く使ったのちに畳替えをすることも可能です。
複数枚を並べて使用するときは、専用のアジャスターでドッキングさせることができるので、ずれる心配もなし。
ひとり暮らしから大家族までどんな生活スタイルにも「ちょい畳」はぴったり。1枚はもちろん、複数つないで使うのもおすすめ。2枚をソファ前に敷いたり、3枚並べてお昼寝をしても、4枚並べて、子供やお孫さんと遊んでも。気負うことなく、和の生活を取り入れられるのが「ちょい畳」です。