江戸時代から約200年の歴史をもつ、滋賀県高島市の伝統的な生地「高島ちぢみ」を使った和装スーツ。羽織風ベスト、上着、袴形パンツの組み合わせで、洋服のように着用できる和服である。
　高島ちぢみは「シボ」と呼ばれる独特な皺加工が施された生地。皺による凹凸によって肌との密接を防ぎ、汗ばむ季節にさわやかな着心地を得られる。
　ベストには内ポケットが付いており、外出時にはスマートフォンを入れるのに便利。作務衣のようにゆったりした上着は、ストレスを感じさせない着心地だ。袴形パンツは、ウエスト両サイドのゴムに備わるアジャスターベルトで簡単に調節することができ、腰ポケットや前ファスナーも備えているので、洋服のパンツと同じようにはくことができる。