アウトドアでのキャンプにおける、ひとつの流儀「ブッシュクラフト」。これは森と生きる知恵を学ぶため、最低限の道具だけを持って森で過ごし、森で手に入る木の枝や草の蔓などを使って、必要なものを作ってしまうというキャンプ方法だ。この「ブッシュクラフト」をブランド名とするキャンプ用品メーカーから届いたのは、鹿の角で作ったナイフである。
北海道のエゾシカ工芸家である照井弘志氏が手作業で製作するこのナイフは、金属製のナイフとは違ってテーブルナイフやバターナイフ、ペーパーナイフが用途。ひとつひとつ丁寧に作られた作品は、アウトドアマンの心をつかむ。