和ろうそくと燭台セット
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和ろうそくと燭台セット

小大黒屋商店

和ろうそくと燭台セット

在庫 色柄/サイズ 価格

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和ろうそく生イカリ50本と燭台セット

5,280 SOLD OUT お気に入りに追加
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オリジナル・手描き花ろうそく5本と燭台セット/黒

6,050 SOLD OUT お気に入りに追加

オリジナル・手描き花ろうそく5本と燭台セット/緑

6,050 お気に入りに追加
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オリジナル・手描き花ろうそく5本と燭台セット/青

6,050 SOLD OUT お気に入りに追加
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福井の仏教文化に育まれた心鎮まる炎のゆらめき

 植物性油脂を原料とし、芯に和紙やイグサを使用したろうそくのことを「和ろうそく」と呼ぶ。パラフィンワックス製で糸芯の「西洋ローソク」に比べて油煙が少なく、煤で仏壇を汚しにくいことから、日本では室町時代から重宝されてきた。高火力で、炎は夕日のようなオレンジ色。芯は中空構造になっており、常に空気が供給されるので火が消えにくく、風がなくとも空気流動で炎がゆらぐ。
 江戸時代、本州と北海道を結ぶ「北前船」で和ろうそくを出荷していた福井県は、浄土真宗の信仰篤き和ろうそくの一大産地である。中でも、慶応元(1865)年創業の小大黒屋店が作る和ろうそくは、福井県にある曹洞宗の大本山・永平寺をはじめ、宗派を問わず全国各地の寺院御用達の逸品。同店営業の定兼吾郎さんは語る。
「現代では金型を使うのが主流ですが、私たちは趣ある質感にこだわり、独自の木型を使用します。炎の大きさとの調和や、ろうが垂れにくい形状を考えて設計した木型のフォルムは、当店の自慢です」
 製造に携わるのは、平均年齢約60歳のベテラン職人たち。まずは竹串に和紙を巻きつけ、ろうで固めて芯を作る。次に、芯を木型に入れてろうを流し込むのだが、ろうは熱すぎても冷めすぎてもうまく固まらない。気温も考慮して慎重に温度調節を行なう必要があり、感覚を鍛え上げた熟練職人だからこそ可能な難しい作業である。
 今回は、家庭で使いやすい手頃なサイズの和ろうそくをご用意。生成り色の「生イカリ」はどんなインテリアにも合い、「手描き花ろうそく」は絵付け師がひとつひとつ描いた花々が美しい。どちらもイカリ型と呼ばれる定番の形で、付属の燭台に置くだけで様になる。「和ろうそくは仏事の印象が強いですが、炎の波形にはリラックス効果をもたらす『1/fゆらぎ』があるともいわれますので、インテリアとしてもおすすめです」(定兼さん)
made in Japan
【和ろうそく生イカリ 50本と燭台セット】
セット内容は和ろうそく生イカリ1号×50、豆皿燭台×1。ろうそくは約直径1.3×高さ7.1cm(芯含む)、約5~6g(1本)。和ろうそく生イカリ 50本と燭台セットの燭台の色はピンググレー。

【オリジナル・手描き花ろうそく 5本と燭台セット】
セット内容は花ろうそく1.5号×5、豆皿燭台×1。ろうそくは約直径1. 8×高さ8cm(芯含む)、約7~8g(1本)。

すべて燭台は約直径6×高さ3cm、約42g。和紙、植物性油脂。燭台は陶器。日本製。

※手作り品のため、サイズや形状に若干の個体差が生じます。
福井の仏教文化に育まれた 心鎮まる炎のゆらめき 福井の仏教文化に育まれた 心鎮まる炎のゆらめき

 植物性油脂を原料とし、芯に和紙やイグサを使用したろうそくのことを「和ろうそく」と呼ぶ。パラフィンワックス製で糸芯の「西洋ローソク」に比べて油煙が少なく、煤で仏壇を汚しにくいことから、日本では室町時代から重宝されてきた。高火力で、炎は夕日のようなオレンジ色。芯は中空構造になっており、常に空気が供給されるので火が消えにくく、風がなくとも空気流動で炎がゆらぐ。
 江戸時代、本州と北海道を結ぶ「北前船」で和ろうそくを出荷していた福井県は、浄土真宗の信仰篤き和ろうそくの一大産地である。中でも、慶応元(1865)年創業の小大黒屋商店が作る和ろうそくは、福井県にある曹洞宗の大本山・永平寺をはじめ、宗派を問わず全国各地の寺院御用達の逸品。同店営業の定兼吾郎さんは語る。
 「現代では金型を使うのが主流ですが、私たちは趣ある質感にこだわり、独自の木型を使用します。炎の大きさとの調和や、ろうが垂れにくい形状を考えて設計した木型のフォルムは、当店の自慢です」
 製造に携わるのは、平均年齢約60歳のベテラン職人たち。まずは竹串に和紙を巻きつけ、ろうで固めて芯を作る。次に、芯を木型に入れてろうを流し込むのだが、ろうは熱すぎても冷めすぎてもうまく固まらない。気温も考慮して慎重に温度調節を行なう必要があり、感覚を鍛え上げた熟練職人だからこそ可能な難しい作業である。
 今回は、家庭で使いやすい手頃なサイズの和ろうそくをご用意。生成り色の「生イカリ」はどんなインテリアにも合い、「手描き花ろうそく」は絵付け師がひとつひとつ描いた花々が美しい。どちらもイカリ型と呼ばれる定番の形で、付属の燭台に置くだけで様になる。
 「和ろうそくは仏事の印象が強いですが、炎の波形にはリラックス効果をもたらす『1/f ゆらぎ』があるともいわれますので、インテリアとしてもおすすめです」(定兼さん)

  • 美しく退色しにくい花ろうそくは、絵柄の異なる5本をセットでお届け。鮮やかな色合いが空間を華やかに彩る。

  • 底から見ると、芯が中空構造になっているのがわかる。空気が絶えず芯の中に供給され、部屋の中でも炎がゆらめく。

  • 花ろうそくの燭台は、黒、緑、青の3色をご用意。いずれも深みのある色合いで、シーンを選ばず使用できる。

  • 表面を削る仕上げの工程まで1本ずつ手作業で行なわれる。ろうそく1本分につき2~3名の少数精鋭で製作される一級品だ。

  • 竹串に和紙を巻きつけて固めた後、さらにイグサを巻く。こうすることで溶けたろうがしっかりと吸い上がる。

  • 修復しながら何十年も受け継がれている木型。芯をまっすぐに入れて、木型の穴にろうを流し込んでいく。

  • ろうが固まったら、竹串を取り出す。その後、はみ出たろうを刃物で丁寧に切りそろえ、木型から取り出す。

  • 表面のムラを整えて成形した後、ひとつひとつ人の目で検品を行なう。完全自社生産ゆえの質の高さがうかがえる。

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