「ビクトリノックス」の
マルチツールに13の機能を
搭載した『ゴルゴ13』モデル
1968年に小学館「ビッグコミック」で連載を開始。リイド社から発売されている単行本はギネスブックに認定された、単一漫画シリーズとしては世界一の刊行数であり、シリーズ累計発行部数は3億部を超えている。
「用件を聞こうか……」
このセリフでおなじみの超一流スナイパー、デューク・東郷の活躍を描くハードボイルド劇画『ゴルゴ13』。1968年から小学館『ビッグコミック』で連載を開始、作者のさいとう・たかを氏が2021年に他界するまで、作者都合による休載は一度もなかったという名作だ。本品は『ゴルゴ13』の魅力をスイス「ビクトリノックス」製のマルチツールに詰め込んだ、『大人の逸品』オリジナルの『スパルタン13tools』である。
デューク・東郷といえば、その暗殺の報酬はスイス銀行に振り込むことが条件。今回のコラボは彼にゆかりのあるスイスのメーカー、ビクトリノックスのミディアムクラス「スパルタン」がベース。このモデルに『ゴルゴ13』にちなんで13の機能を搭載させた。
ハンドルにデザインされるのはデューク・東郷の愛銃「M16」。ビクトリノックスのマークを銃のスコープに見立て、ハンドルを裏返せば、その銃弾を放ったのはデューク・東郷――、という趣向だ。このマルチな機能性とユーモアのあるデザインは、原作ファンならずとも手に入れたい一本である。