f.you

シェニール織ユリ柄バッグ

在庫 色柄/サイズ 価格

ショルダーバッグ

30,800 お気に入りに追加

ハンドバッグ

30,800 お気に入りに追加
◯ 在庫あり 在庫があります。2営業日以内に出荷いたします。(土日祝・ご注文日を含めず)お取り寄せの商品とともにご注文された場合は、商品が揃い次第の発送になります。 □ お取り寄せ お取り寄せ商品です。通常2週間以内にお届けいたします。2週間以上かかる場合には別途ご連絡いたします。
× 在庫なし 売切れまたは期間終了のため、販売を中止しています。 △ 在庫わずか 在庫わずかです。2営業日以内に出荷いたします。(土日祝・ご注文日を含めず)お取り寄せの商品とともにご注文された場合は、商品が揃い次第の発送になります。

シェニール織のユリの花ぬくもりのある手触りと漂う気品

 シェニール織に牛革を組み合わせた、高級感漂うバッグである。ショルダーバッグと、ハンドバッグの2種をご用意した。どちらも黒地に白や紫、黄色のユリの花が浮き上がる上品なデザインである。シェニール織ならではの優しい手触りと軽さも魅力だ。ショルダーバッグはすっきりした形状で体に沿って使いやすい。ハンドバッグはマチが約14cmと広く、たっぷり収納できる。

スコットランドで生まれ、日本の技で育ったシェニール織

 シェニール織は18世紀末にスコットランドでカーペット用に開発されたとされる。ボーダー柄に下織りした生地を、経糸に沿って裁断、その糸に撚りをかけてモール状の糸を作り、それを緯こ糸として再度織り上げるという複雑な製法から「再織」とも呼ばれている。日本には明治時代に伝わり、独自に改良された日本製シェニール織は、品質がよく耐久性も高いことで知られている。
made in Japan
【ショルダーバッグ】約縦25×横27×マチ幅4cm、380g。ショルダーベルトの長さは約33~65cm(取り外し不可)。表地は綿(再織)、ポリエステル、牛革、内側はレーヨン、ショルダーベルトは牛革。ファスナー式開閉(片あおりマグネットポケット仕様)。内側オープンポケット×2、ファスナーポケット×1、外側ファスナーポケット×1。日本製。

※色柄の出方に若干の個体差が生じます。
※写真の収納物は付属しません。

【ハンドバッグ】約縦21×横31×マチ幅14cm、430g。持ち手高さ約14cm。表地は綿(再織)、ポリエステル、牛革、内側はレーヨン、持ち手は牛革。ファスナー式開閉(両あおり式)。内側ファスナーポケット×1、オープンポケット×1、背面ファスナーポケット×1。両側あおりポケット×各1。底鋲付き(4個)。日本製。

※色柄の出方に若干の個体差が生じます。
※写真の収納物は付属しません。
一歩踏み出す春 絵画のように美しい シェニール織の花柄 花柄が映えるハンドバッグが装いのアクセントに。 一歩踏み出す春 絵画のように美しい シェニール織の花柄 花柄が映えるハンドバッグが装いのアクセントに。

オーヤパイルのハンドバッグは、シェニール織×牛革の高級感漂うエレガントなできばえ。黒地に紫、白、黄色の花が咲くデザインは、春の装いを華やかに彩ってくれる。ふわふわのシェニール糸を使用したぬくもりを感じられる風合いだ。
もちろん使い勝手のよさも抜群。コンパクトながら両側あおり式で仕分けも楽々。主室はファスナー付きなので、貴重品も安心だ。持ち手部分は牛革を使用しているため、しっとりと手になじむ。

  • サイドのファスナーポケットは、取り出しがスムーズ。定期券やICカード入れに便利。 サイドのファスナーポケットは、取り出しがスムーズ。定期券やICカード入れに便利。

    サイドのファスナーポケットは、取り出しがスムーズ。定期券やICカード入れに便利。
  • 底鋲付きで、置くと自立する。床に置いても底が汚れにくい。 底鋲付きで、置くと自立する。床に置いても底が汚れにくい。

    底鋲付きで、置くと自立する。床に置いても底が汚れにくい。
  • 小物などが区分けしやすい両側あおり式を採用。取り出しもスムーズに行なえる。 小物などが区分けしやすい両側あおり式を採用。取り出しもスムーズに行なえる。

    小物などが区分けしやすい両側あおり式を採用。取り出しもスムーズに行なえる。
  • 柄のデザインをもとに、一度目の生地を織る「下織」の工程。機械で生地を織っているときに糸が切れないか職人が目視で確認をしながら作業を行なう。 柄のデザインをもとに、一度目の生地を織る「下織」の工程。機械で生地を織っているときに糸が切れないか職人が目視で確認をしながら作業を行なう。

    柄のデザインをもとに、一度目の生地を織る「下織」の工程。機械で生地を織っているときに糸が切れないか職人が目視で確認をしながら作業を行なう。

和歌山県橋本市の高野口町は、世界遺産として名高い高野山の麓に位置する日本有数のパイル産地。約140年もの間、地場産業としてパイル織りの生産が栄え、今では国内生産数の約90%を占めるほどである。そもそもこの地でこれだけパイル生産が盛んになったのは、日本独自のシェニール織が生み出されたことに起因する。

日本独自の技術で再現

シェニール織は表と裏に同じ色柄が現れ、厚みのあるふんわりとした風合いが特徴である。18世紀末にスコットランドでカーペット作りのために開発され、その後チェコやドイツに渡ると、ヨーロッパの輸入品として日本に伝わった。それを高野口出身の前田安助氏が目にし、日本独自の技術でシェニール織(再織)の再現を成功させたのである。これにより高野口はパイル織りの一大産地として知られることとなった。

二度織りで生まれる芸術

昭和9(1934)年創立のオーヤパイルは、シェニール織の技術を駆使して、ハンカチやバッグなどの小物生産を幅広く行なっている。機械化が進んだ今でも、シェニール織の製作には職人の手が欠かせない。というのも、製作工程がとても複雑だからである。
まずは絵柄のデザインを作成し、それをもとに一度生地を織り上げたら、経糸に沿って裁断する。その糸に撚りをかけるとモール状の1本の糸(シェニール糸)ができあがる。この糸を緯糸として再度織り上げれば、ようやく生地が完成する。二度織ることで、へたりにくく丈夫で、色鮮やかな織物に仕上がるのである。
オーヤパイルの製品は、国産であることにこだわって作られており、手に取ると手触りよく、上質感が伝わってくる。また、他社では色みが20色程度であるのに比べ、オーヤパイルでは30色を操る高い技術を保持。より鮮やかで美しい表現が可能となり、見る者を魅了する秀品を生み出しているのだ。

  • シェニール糸を作るために生地を一度織り上げる「下織」。織り上がった生地は、色とりどりの横縞模様となる。手間と時間がかかり根気がいる。 シェニール糸を作るために生地を一度織り上げる「下織」。織り上がった生地は、色とりどりの横縞模様となる。手間と時間がかかり根気がいる。

    シェニール糸を作るために生地を一度織り上げる「下織」。織り上がった生地は、色とりどりの横縞模様となる。手間と時間がかかり根気がいる。
  • 「下織」をした生地をタテ方向に裁断していく。これにより、特製の1本のシェニール糸が完成する。 「下織」をした生地をタテ方向に裁断していく。これにより、特製の1本のシェニール糸が完成する。

    「下織」をした生地をタテ方向に裁断していく。これにより、特製の1本のシェニール糸が完成する。
  • シェニール糸を使用して再度、生地を織り上げる。これを「上織」という。1本の糸で絵柄が織り上げられていく様は圧巻。この二度織りが真骨頂だ。 シェニール糸を使用して再度、生地を織り上げる。これを「上織」という。1本の糸で絵柄が織り上げられていく様は圧巻。この二度織りが真骨頂だ。

    シェニール糸を使用して再度、生地を織り上げる。これを「上織」という。1本の糸で絵柄が織り上げられていく様は圧巻。この二度織りが真骨頂だ。

小学館百貨店 人気ランキング

ページの先頭へ移動