DIME×OROBIANCO　ヴェネルディ・バッグ

2014/12/12

オロビアンコの人気ラインをベースに、DIMEが厳選した特注色モデル『ヴェネルディ・バッグ』

イタリア語で「黄金、価値の高い物」という意味を持つ「オロビアンコ」。ここ数年の人気は凄まじく、若いビジネスマンを中心にオリビアンコ押しが広がっている。人気の秘密は、名前に違わぬ高級感とイタリア発の洗練されたデザインにあるだろう。素材は厳選された上質な革や生地素材を使用し、細かなパーツまですべて自社で製作するという100％「メイド・イン・イタリー」のこだわり。それでありながら高級ブランドショップの棚にお高くとまるのではなく、佇まいはいたって手に取りやすい。最大の魅力であるオロビアンコ独特の美しい色使いに加え、サイドにあしらったエンブレムが上品なアクセントとしてオシャレ心をくすぐってくれる。しかも価格は３～７万円台が中心といういからトレンドになるのも納得である。

　こだわりは販売方法にも見られる。直営店を一切持たず、販売店の要望に合わせて製品を作り替えており、どこの売り場に行っても同じデザイン、カラーということは少ない。そこにはあくまでモノづくりの専門家だとする、イタリア熟練職人の矜持が感じられる。

　今回試したのは、そんなオロビアンコの人気ラインをベースに、DIMEが厳選した特注色モデル『ヴェネルディ・バッグ』だ。

オロビアンコのモノづくりの信念は「美しく、そして知的なファッション」。見た目はまさにその言葉通り、細部までこだわった美しいデザインと上品な質感が印象的だ。素材には独特の艶感で高級感を醸し出すリモンタナイロンを使用。持ち手などに牛革を使用し、アクセントの効いたデザインになっている。これならカジュアルでもフォーマルでもいけそうだ。
さらに内装には、ワインカラーにロゴマークがデザインされている。こういった自分にしか見えないところにまでこだわるのが、オロビアンコの魅力のひとつである。
2つのメインルームはとても容量が多い。マチ幅が広く設定してあるため、『DIME』本誌なら形を崩すことなく10冊ほどは入れることができた。また2室あるため、バックの中で乱雑になりやすいデジタル機器もわけて収納できるのはうれしいポイントだ。
スマホ入れに適したポケットも装備。昨今の大画面化にともないスマホがポケットに入りづらくなっているが、らくらくと入る上にこういったすぐに取り出せる位置に収納しておけるのは嬉しい。そして前面にはもうひとつポケットが。こちらは浅いと思いきやかなり深く設計されているため、ペットボトルや折り畳み傘がすっぽり収まる。
そして今回一番の驚きだったのは、下側に何気なくついていたチャックの活用法。なんとキャリーバックの取っ手を通して携行できるのだ。写真のようにキャリーバックの上に手持ちのバックを置いている姿は良く見るが、固定バンドなどを使用しなければ落ちてしまうこともしばしば……だが、このギミックがあれば安心。高級なバックでこういったギミックがあると、とてもお得感を覚える。出張の多いビジネスマンはもちろんのこと、旅行バックとして使用するのもオススメだ。
　オシャレな手提げバックでここまで収納が充実しているモノには滅多に出会えない、と思っていたらチャックをまたひとつ開いていると、リュック用の紐が出てきた。なんとショルダーバッグにも、リュックにも変身する３ＷＡＹ仕様になっている。
　収納が充実しているだけに、ついつい入れすぎてバックが重くなっても、ショルダースタイルかリュックスタイルで持ち運べるため苦にはならない。またリュックスタイルにする際は手提げの持ち手を完全にしまうことができるため、デザインを崩すことがないという心遣いはとてもうれしい。

　デザイン、収納力、機能性と、ビジネスバックの完成系とも言えるこのバック。また縫い目や革のカッティングの美麗さといった細部へのこだわりは、さすがオロビアンコの一言だった。今回発売している限定色はブラックとカーキ。各色35個の数量限定なため、ご購入はお早めにどうぞ！

【スペック】
サイズ:約幅40×奥行き9.5×高さ27cm、1.26kg。ショルダーベルト長さ最長1.24m。持ち手高さ13cm。仕様:外面=ファスナーポケット×2、側面ポケット×2。前面メインルーム=ファスナーポケット、背面メインルーム。リュックショルダーベルト、ストラップ付属。素材:リモンタナイロン、牛革。色柄:ブラック(NERO)、カーキ(FORESTA)。イタリア製。