WAZABIの“立体”市松柄デニムのバッグ(岡山県)【メイドインニッポン紀行】
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2018/4/12

デニムの産地・備後が誇る、織り、洗い、縫製の三位一体の技が結実した、新しいながらもどこか懐かしい唯一無二の風合い。
ここに一枚のデニム生地がある。よく見ると、東京五輪のエンブレムにも採用された日本伝統の市松模様の縁取りが、縫い目のように立体的に浮き出ている。パッチワークのようにも見えるが、じつはこれは一枚に織られたデニム生地なのである。
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「デニム生地の新しい表現を探って試行錯誤していたところ、偶然に出来上がったのがこの生地です」と語るのは、本品を企画プロデュースした北村達男さん。「そしてこの生地の誕生には、織り、洗い、縫製という3つの工程における、高度な熟練の技術を結集させる必要がありました」
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北村達男さん
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原田新作さん
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“織り”を担当したデニムの織元。
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ジャカード織機で市松模様を織り出す。
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“洗い”を担当した工場。
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巨大な“物干し”で原反のまま乾かす。
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唯一無二の立体的な風合い。
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熟練の技で“縫製”される市松デニム。
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完成品にも入念なチェックが施される。
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