夏バテ気味の食欲には、稲庭うどん、お得な6袋セットがぴったり!
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2020/7/29


350年の伝統を継承した職人による手作りの味。
そんなときにおすすめしたい稲庭うどんをご紹介!
秋田の名産、稲庭うどんの製造は、1665年に秋田県稲庭の佐藤市兵衛が始めたと言われている。
その出来栄えが上品と称され、1752年、藩主の御用を仰せつけられ献納、1889年には宮内省御用達を賜るほどに。
本品を製造する稲庭古城堂は、約350年経った今でも伝統を忠実に継承し、一定の長さに揃えるときにはじめて刃物を使うだけで、練り・熟成・手延べ・つぶし・延ばしにいたるまで、すべて手作業で行なっているそう。
栗駒山系の伏流水を使って練られた小麦粉を一日寝かせ、丹念に延ばし、機械ではどうしても作り出せない、コシやさらりとした独特の歯ざわりと味を生み出している。
①練り
小麦粉の一粒一粒に塩水が混ざるように、丁寧に練る。塩加減は気候によって変えるが、ここが職人の腕の見せどころ。
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②熟成
饅頭形にまとめて四時間ほど熟成させる。
③麺線切り出し
厚さ3cm、縦80cm、横90cmにのばし、幅3cmほどに切り出す。
④小巻
転がしながら直径1cmほどの丸い紐状にし、同心円を作りながら巻いていく。
⑤熟成
おけに蓋をし、一晩寝かす。
⑥あや掛け
2本のかけ棒に縄を綯うように撚りを入れながらあや掛けして細くしていく。手綯い(てない)によって、コシの強いうどんになる。 -
⑦つぶし
倍の長さに伸ばし、棒で押しつぶして平らに。平押しすることにより茹で上がりが早く、口当たりも良くなる。 -
⑧掛ける
高さ180cmほどの穴のあいた台(桁という)に、あや掛けしたうどんを一本ずつ挿して徐々に伸ばして固定する。 -
⑨乾燥
自然にゆっくりと乾燥させる。天候に応じて乾燥時間を変えることでおいしいうどんになる。 -
⑩裁断
乾燥したうどんを一定の長さに裁断。 -
⑪選別
裁断した後、規格から外れたうどんをはじいていく。 -
今回の商品は、上記の製造過程で生まれてしまった、
いわゆる「ワケアリ品」。
切り落とし部分のみを500gたっぷりと詰め、6袋セットでお届けする。
だいたい100gが一人前だとすると、1か月分になる。
通常よりは短めの切落とし麺になるが、やはり味は一級品。
この「至福のつるり」でこの夏を乗り切っていただきたい。